今回は黒。
吸血鬼、海賊の色であり、除去の色であり、ボムの色でもあります。
低レアリティには重い除去しか配られない昨今ではありますが、シールドではそんな除去でもありがたいものではあります。
では見ていきましょう。
・コモン
7点
出たターンから効果が誘発でき、単騎でも5マナパワー5とコモンなら及第点。吸血鬼にはフライヤーが存在するほか、トークンの絆魂と合わせて3点得ながらチャンプアタックも悪くない水準。
8点
飛行ピンピンにとどめを狙える起動型能力が素晴らしい。
6,5点
5マナダブルシンボルソーサリーの三重苦だが色もタイプも問わず宝物も出るので採用に値する。
7点
除去喰らいそうな生物や戦闘で死ぬ生物、おまけで出てきた宝物など、サクる相手には事欠かない。インスタントなのって大事。
6,5点
テンポよく殴り、プレイにこぎ着けられるならアドにつながる海賊。悪くはない。これと青のドローの奴を比較すると、ようやく開発はドローとハンデスの本質的なパワー差に気が付いたのかと思うな。
7,5点
大きめの海賊。ブロックは問題なくできるし、宝物でアタックも比較的容易。いいんじゃないかな。
7点
軽くて死んでもマナが伸びる海賊。いいじゃん。
7点
威迫持ちは露骨にサイズでパワーが変わるからこれも土地がめくれるとがっかり系かな。
7,5点
中盤以降ハンドに溜まってるのは重くてプレイできないフィニッシャーか除去。
きっちり安全確認して除去は捨ててあげよう。
7点
《命取り》内臓の生物。素でも《丘巨人》なのでまぁ悪くないが、肝心の能力は瞬速がないのでチャンプブロックと合わせて、というような本家の動きが取れず、ティムでもいないと能動的に機能させることが難しい。
7,5点
海賊なら2枚戻せるし、それ以外でも《死者再生》相当とリミテなら悪くない。
7点
ちょっと懐かしい採録。吸血鬼はライフを支払う関係で絆魂がうれしく、この修正と合わせて回避能力持ちでもりもりライフ差をつけられる。重いけどね。
4,5点
したたる、チンピラほどとは言わんがもうちょっとどうにかならなかったのかこれ。
6点
コメントに困る。吸血鬼シナジー以外に俺が言えるのはこのイラストで飛んでないのは詐欺。これだけ。
7,5点
起動にいちいちマナを食うが、タフ2でちょっと生き残れるのいいね。
7点
《力の消耗》系の+と-の修正を兼ねるカード。修正は非常に小さいがシステム生物を落としつつ戦闘を有利にしたり、交戦中のそれぞれにかけて打ち取ったりと小憎らしいカード。イラストが非常にユーモラス。
7,5点
《風のドレイク》に小さなドレインがついて種族も吸血鬼とうれしいことづくめ。
5点
比較的多色推奨環境であるため、一枚割れるだけで厳しいデッキもあるだろう。サイドにはうれしくないわけではないな。しかし弱い土地破壊押し付けてごめんね、黒のみんな。
8点
3マナとまぁ軽くインスタントで小回りも効く。トリックでかわされてがっかりすることもあるだろうけどコモンならまぁ悪くない。
・アンコモン
6,5点
戦況に依存するが一応とどめを狙える。吸血鬼はトークン展開もできるのでかみ合ってはいる。
しっかしマナレシオわりいな。
7点
インスタントになった《本質の吸収》。リミテなら有用。
7,5点
墓地回帰できる中堅フライヤー。条件は重いがまぁ悪くはない。
7,5点
アドの取れる可能性のある墓地回収。悪くない。
7,5点
リミテなら《精神腐敗》は悪くない。ハンドが減ってから大事なカードを叩き落せるからな。
こいつはそれに強襲ボーナスがついたもので、ハンド枚数差に加えて瞬間的な展開速度にも差がつけられる。畳みかける時には強そう。でもアンコなんだなぁ。
7,5点
飛んでるナイトメア。死ねば相手に返してしまうがまぁそれでも狙える範囲が広いし選んで除去を抜いて、とできるので悪くない。
7,5点
探検の度に-修正を与えるチュパカブラ。修正は二回りと大きく、結構有用に感じられるが、そもそも探検持ち自体が少なすぎる。この世界は恐竜だけでなくUMAまでおるんかい。
6,5点
設置が重すぎ。と普段なら一笑にふすところだが、これは継続ハンデス効果があるので除去やコンバットトリックを適正なタイミングまで握ることを許さないという点で置いた後にも効果があるのが悪くない点。あと置いたターンに機能しだす点も評価できるか。
8点
生き物を宝物に変換する能力に、宝物3つを手札に変換する能力を持つシステム生物、と思ったら本体が武闘派。《波止場の用心棒》とは大違いだね。殴れないときにも仕事があって、チャンプブロックした生物を元手にドローを狙ったりデカ物を呼んだりと素晴らしい一枚。
7点
とりあえず三回くらいレアリティ確認したが間違いなくアンコモン。
2マナで行う探検という行為自体が強いというのはわかるがそれにしたってあまりにもあまり。
6,5点
この手の生物にしては珍しくタフが2あり、つまり微妙に過去の系列より殴れる機会が多い。その分能力誘発回数が多く、つまり有用ということ。
8,5点
黒ダブルだが悪くない除去。しかしインスタントじゃだめだったんだろうか。
7点
マナレシオは驚異的な良さだがタフ3が不安。死んだときのデメリットが強烈で、一気に速度差が付きすぎて先行逃げ切りされるかも。でもサイズは実際魅力的。
・レア
6点
全除去のあとに降りてくると強いとか、相打ちオッケーなフルパンのあとに降りてくるとか、まぁ相手のフルパンのチャンプブロックのあとに降りてくるとか考えられるシチュエーションはそれなりにあるが、まぁ普通の安定するフィニッシャーをレアには求めたい。相手の生物もちゃんとカウントするのでまぁそれなりに大きくはなるんだろうけどな。
7,5点
重すぎな上に相手がパイルを分ける関係で労力に見合っていない感もある。まぁそれでも複数リアニは悪くはないのかな。
7点
繰り返し探検できるのはいいじゃないか。相手の墓地にカードが2枚はないと起動できない不自由さもあるが、それでも機能し始めるターンが早い1マナ生物で海賊ってのがいい。
8点
ライフを大雑把に削るオーク。本体もまぁそこそこに大きく、残ったライフを威迫で攻め、複数ブロックを仕掛けた相手に有利交換を迫れる接死と多機能。
ただ相手に攻めっ気で劣ると削ったぶんだけ不利になるので注意。
8,5点
威迫で条件を満たしやすく、トークン生成で戦場を押していけるナイスガイ。
おまけに出てくるトークンが2/2と大きく威迫までついているのでクロック上昇高率が極めていい。素晴らしい。
7点
特殊勝利条件系のカードでは極めて実用性の高いカード。
リミテでは生物のやり取りも多く、それを嫌がって足を止められる効果も期待できなくもない。
継続的に宝物を得る手段もなくはないし、ほんとにこれ結構やれる気がする。
5点
ボブの亜種。プレイしたターンに引ける可能性があるがその分登場が遅い3マナ。マナ相応にサイズもアップしているが、本番は構築だろう。効果が強制なのでシールドだとあっという間にライフが空になってしまう。
8,5点
とどめに使えるしサイズも悪くない。横に広げる戦略とマッチしているため非常に強力。
自身のアタックでも誘発するため本体へ通れば実質パワー4と頼もしい。
4,5点
ボムをたった3点で追放されてしまうカードに見える。リターンが乏しい。
8,5点
4マナだがインスタントだし追放だしゲイン付きでライフも安心と流石にレア。
でも4マナか。重いね。
黒はこんなところ。青同様線が若干細いが海賊は他種族に比べ枚数が多いのでシナジー重視ということで。除去がまた若干弱めかなと感じられるうえちとボム不足にも感じられる。