燃える男の道


コンスピラシー:王位争奪、注目のカード達、その前に

結局発売まで何かすることも出来ませんでしたが、個人的な注目カードなんかをご紹介。
リミテオンリーというよりは、構築、特にEDH系統を主軸に、あれこれと一部のカードをレビューしていこうかと思います。

まぁいつもどおり、カードの紹介前にメカニズムに触れておきましょう。

・ドラフト能力
コンスピは、ドラフトからの多人数戦推奨ということで、ドラフトラウンドに特別な操作をするカードが多数存在します。
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こいつは、このカードをピックするまでに、現在のドラフトラウンドでピックしたカードの枚数を記録するという操作を必要とし、実際のプレイでは、この記録された値を参照するタッパーとして機能します。
このように、ドラフトラウンドでの記録がカードの性能を規定するカードが多数存在しますので、これらの怖さを知るプレイヤーは出来る限り早く取りたい、でも早く取ると弱い、という構造的ジレンマが楽しいカードですね。
無論、数を参照するだけでなく、クリーチャータイプなんかを記録するカードも存在しますし、ピックした時に記録するのではなく、後のピックの情報を記録するものも存在します。ゆえに、より複雑なドラフトが実現するでしょう。

・策略
デッキに含まず、統率者領域に置かれた状態でゲームがスタートするカードで、その効果は千差万別。
最初から効果を発揮するものや、任意のタイミングで表にすることで、その瞬間から効果を発揮するもの、特定の色マナを要求するものと、多岐にわたります。
特に、色マナを要求するものは前コンスピとの大きな差異であり、過去の策略は生物偏重、呪文偏重と一応の色の特性らしきものを持っていましたが、今回は明確に、色が合わないから取れない、取った策略があるからこの色に行こうというような選択を迫られる場面が表れます。
こいつはゲームの開始時にカード名を指定する効果、秘策を持つものを含んでおり、特定コモンの塊が、指定でのボーナスを得てデッキ内で輝きを放つ、というようにもデザインされています。

・統治者
権力闘争の策謀渦巻くパリアノでは、誰もが支配者の座を狙っています。
ストーリー上では黒薔薇の異名を持つマルチェッサが王冠を取り、一応の君主として君臨しますが、それも異を唱えるものによって覆されかねない不安定なもの。
その不安定さを表現するのが、刻々移りゆく統治者の座です。
統治者となった場合、単純にこのようなボーナスが存在します。

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ただでドローできるのはおいしいですね、しかし非常に移ろいやすく、また統治者自身が非常に狙われやすくなるという構造でもあります。
また、統治者がゲームに敗北するなどして除外されると、そのターンを進行中のプレイヤーが統治者となります。
それ以外にも、カードの効果によって様々なタイミングでプレイヤーは統治者となり、或いは統治者の位を追われていきます。その統治者であるか否かをチェックするカードが多数存在します。
統治者であればボーナスを得るカード、統治者になったときにボーナスを得るカードなど、様々なものがあり、多人数戦における新たなヘイト値となることでしょう。

・動議
プレイヤーには一票の投票権が与えられ、そして選択を迫られます。

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二択の中から、より相手の不利益になるように、或いは自身の利益になるように。
このカードを例として上げるなら、コントローラーが声高に解放を叫んだとしたら、手札には爆弾が抱え込まれていることが明らかでしょう。では何を選ぶか、既に1枚ボムが投入されることが確定しているとして、手札にもう未知の脅威はないと踏んで解放を選択するか、これ以上の爆弾即投下を恐れて野生を選ぶか、という読み合いが発生するでしょう。
最初に野生を宣言したとしたら、他のプレイヤーは、手札に脅威はないと判断して解放を選択するかもしれません、それを狙って虚偽の申請かもしれませんが。
単純な二択ですが、未知の情報がこれを単なる二択にはさせてくれないところが面白いところ。
また、この票数を、或いは選挙権自身をコントロールするカードもあり、複数の人間とのコミュニケーションを通してゲームが進む、より深い戦略性を持った戦いが実現するでしょう。

・使嗾
次のあなたのターンまで、対象のクリーチャーは各戦闘で可能なら攻撃に参加し、可能ならばあなた以外のプレイヤーを攻撃する、という、戦闘をコントロールする能力です。
多人数ならではといったところで、最終段階、一対一のショウダウンでは単なる攻撃強制でしかありませんが、それまでは色々と興味深い能力ですね。個人的には、得られる効果の割に不快感の高い能力で、安易に連発するとヘイトが上がりすぎてあっという間に袋叩きにあいそう、といったところでしょうか。

・会戦
会戦はクリーチャーの持つ能力で、各戦闘で攻撃したプレイヤーの数分修正を受けるというもの。一人を殴れば一回り、二人を殴れば二周りとターン終了時まで生物が膨らみます。また、複数持つこともでき、その場合はそれぞれ誘発します。
これも効果自体はコンバットで有利が取れますが、最大限活かそうとすると全方位に喧嘩を吹っかけることと同義であり、扱いは慎重に。
タイマンでも修正が入るので、多人数以外でも一応は機能しますし、あまり派手に動いて狙われないよう、上手に立ち回るが、そうでないなら、一気に仕留められる戦力を用意しましょう。このゲーム、袋叩きが一番恐ろしいですからね。

とまあメカニズムについてはこんなところです。実際に触ってみないと効果が分かりにくいものも多く、この記事自体より、カードリストや実カードに触れて、ダイナミズムを感じていただきたいといったところでしょうか。
実際に過去のコンスピよりもジレンマが多いデザインになっているので、複雑さを楽しむ余裕があれば、より面白く、高度なゲームになると思われます。
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by moeru_otoko | 2016-08-30 11:15 | MTG情報 | Comments(0)

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